日本猫は現在公認猫種となっていますが、レジストレーションオンリー猫種に変更になります
日本における猫の飼育は平安時代の文献に記述が残されており、この時代から始まったとされていましたが、弥生時代の遺跡からイエネコの骨が発掘されたことから、約2,000年前から土着の品種として存在していたことがわかりました。
しかし、この土着の品種は戦後国内に輸入された洋猫と急激に交雑を繰り返しており、もはや国内には純粋な日本猫は残っていないと考えられます。
JCCでは日本猫を公認猫種として取り扱っていましたが、こういった現状を踏まえ、日本猫をレジストレーションオンリー猫種に変更することとなりました。当会では固有の品種としての日本猫の保存は重要であると認識しており、公認猫種に戻せるよう標準化に向けた活動を支援していきたいと考えています。